この記事を見れば分かること
このページでは離乳食のコツである出汁【だし】のこと、1歳〜3歳までのお手伝いのアイデアをまとめています。お子さんの月齢に合わせてできる食育のポイントがわかります!気負わず、難しく考えず子供と一緒に食を楽しみましょう♪まずは食を楽しんでいる姿を見せることが一番の食育なのです!
離乳食のコツとは
まず、ズバリ!離乳食のコツは出汁【だし】を使うこと!
だしを使うって難しいんじゃない?
だしをとったことないんだけど・・・
市販の顆粒だしでも大丈夫です!
最近多い出汁パックでももちろんOK♪
離乳食のスタート時は赤ちゃんの味覚が敏感になり始める時期なので、調味料【醤油・砂糖・味噌】は控えめに、塩もごく少量に。素材そのものの味を活かすのが良いですね。お野菜などの素材に出汁【だし】のうまみを合わせると食べやすくなるので偏食も予防できます。
素材そのものの味を生かすのが出汁なんだね!
大人用と離乳食を一緒に作ることってできる?
できます!とりわけ離乳食のコツを教えますね!
これなら離乳食作りの時短や節約にもなりますよ♪
だしをベースにした和のおかずなら大人用と離乳食を一緒に作れます!例えば、野菜のお味噌汁や肉じゃがなどの煮物では、まず出汁で煮た野菜に調味料を加える前に取り出して離乳食に。鍋に残った材料にお肉や調味料を足して大人用に。
取り出したお野菜はペースト状(5〜6ヶ月)みじん切り(7〜8ヶ月)角切り(9〜11ヶ月)と形状を変えれば時期に合わせた離乳食になります♪
3歳までの食育ポイント
食事は味だけでなく、見た目や香り、食感、音なども子どもが「美味しい♪」と感じる要素です。いろいろな素材や味・見た目・香り・彩りのある食事は子どもの感性を磨くだけでなく、好奇心や探究心も引き出します!
色とか形の見た目でも美味しいと感じるんだね!
確かにキャラクターの形だとよく食べているかも!
美味しい!は五感(聴覚・嗅覚・視覚・味覚・触覚)で感じるものです。幼児期の食体験は将来の嗜好を作ると言われています。ここでもだしは大事なポイントです⇩
例えば外食が続いたり、海外旅行から帰ってきた時に「味噌汁が飲みたい!」「出汁の効いたうどんが食べたい!」と感じる方多いですよね。これは幼少期に記憶した出汁のうまみや和食の美味しさが自分の食の嗜好の骨格になっているから。だしは幼少期に慣れ親しんでいないと、その美味しさやうまみが分からないまま大きくなると言われています。脳が発達する8歳までに出汁の味を覚えるようにしたいですね。成長してからファーストフードやインスタント食品に一時期ハマっても、大人になってから再び健全な食生活に戻ることができ生活習慣病の予防にもなります。
年代別お手伝いアイデア
食材に触れる・匂いを嗅ぐ・味見するという五感をフルに使う料理体験は子どもの感性を磨き、食べ物や食べることへの興味を広げます。子どもの成長に合わせながら料理体験を育んでいきましょう♪
1歳のお手伝い3選
子どもは料理をしていると思っていなくても、お手伝いを遊び感覚で取り入れることで食べ物への好奇心を引き出して、食べたい!気持ちを育むことができます。
- 触れる 野菜や果物を見る、つまんで触れる。名前を覚える。
- 振る 蓋付きの容器に青のりやごま、塩をふる(ふりかけ作り)
- ちぎる レタスやキャベツ、海苔を食べやすい大きさにちぎる。
2歳のお手伝い3選
子どもの自分でやってみたい!一緒にやりたい!の気持ちを大切に。親子でお話ししながらザラザラしてるね、甘い匂いがするよ等、感じたことを共有しながら料理しましょう♪
- 混ぜる 泡立て器で卵を混ぜる・スプーンでドレッシングと野菜を和える
- 丸める・こねる クッキーやお団子、おにぎりを丸める・パンの生地をこねる
- 野菜を洗う 野菜を洗うことでどんな料理ができるのか楽しみに
3歳のお手伝い3選
調理の動作ができるようになり、出来上がった料理を家族が美味しく食べることで、子どもの自信や達成感につながります。苦手な食材を自分で料理することで食べられるようになることも!
- 握る ラップでご飯を包んで握っておにぎりを作る
- 飾りつける 色の違う野菜でサラダを盛り付ける・パンやホットケーキに果物やジャムをトッピングする
- 食器を並べる 家族のお皿を並べて食卓の準備をする
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